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卵子の質をアップする方法

卵子の質は健康な妊娠・出産を実現するためにもっとも重要な要素です。 そこで卵子の質をアップするセルフケアを紹介していきたいと思います。

栄養を吸収できる体に!!

卵子や精子の質を良くするためには、細胞が元気になる為の栄養を、きちんと吸収できる体にする必要があります。そして、栄養を吸収する場所は、「腸」です。
腸の働きが弱っていると、消化不良を起こして下痢になってしまったり、便秘になったりしてしまいますが、これらの症状がある場合には、しっかり栄養が吸収できていない可能性があります。
便秘というのは、体内毒素が溜まっている状態です。体に不要なものが排泄できていないと、新しく栄養を取り入れることができなくなってしまうんですね。
まずは、腸内環境を整えましょう。
腸内環境を整えるセルフケアについては、「便秘が体にもたらす影響とは」でお伝えしているセルフケアを参考にして下さい。

https://kamika-therapy.com/2020/08/21/便秘が体にもたらす影響とは/

血流の循環をアップ!

冷えや自律神経の乱れなどが原因で血管が収縮したり、脂っこい食べ物を摂り過ぎて血液がドロドロになったりすることで、血液の流れが悪くなってしまいます。
血液の循環が悪いと、栄養が身体全体に行き届きません。
冷え性の方や頭痛、肩こりなどがある方は、血流障害がある可能性が高いです。
妊活中の方は特に下半身の血流を良くすることが重要です。

ふくらはぎへ刺激を与える

「第二の心臓」とも呼ばれるふくらはぎに刺激を与えましょう。
太ももやふくらはぎを拳でたたきます。毛細血管は壊れてあざになってもすぐに修復されるので、たたいたところが熱くなるくらいの強さがちょうど良いです。
また、階段を上るときはのふくらはぎの筋肉を使うため、エクササイズになります。運動に取り組めない方は、階段の上り下りから始めてみましょう。

恥骨を押す

仰向けになり、恥骨の上を指先で押します。恥骨のあたりは左右の骨盤がつながってる部分で、血行不良を起こしやすいです。血流障害がある方は初めはかなり痛みがありますが、毎日続けると痛みもやわらぎ、おなかもやわらかくなってきます。詰まりが取れると、骨盤内の血流も改善されます。

伸びをします

今は外出の機会も減り、身体を動かす機会が減っていますよね。
デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいると、身体もこり固まって血流が滞ってしまいます。
定期的に手足を伸ばしたり、肩回しなどで関節を緩めたりして、身体をほぐしましょう。

油分の多い食べ物は控える

ファストフードやスナック菓子、揚げ物などを食べ過ぎると血液がドロドロになって流れが悪くなってしまいます。バランスの良い食事を摂りましょう。

しっかり入浴を!!

シャワーではなく、湯船につかりましょう。寝る前の90分前に15~20分間入浴します。38~40℃が適温です。
適切な入浴を行うと、血流の改善だけでなく、睡眠の質も良くなります。睡眠の質が上がることで、自律神経のバランスも整ったり、免疫力のアップにもつながるので、これは結構大事ですよ!!

免疫力をアップ!

免疫力が低下していると、病気になったり、炎症を引き起こしたりします。
身体に不調が起きていると、栄養を摂り入れても、炎症の修復に優先されるため、卵子へ行き届かなくなってしまいます。

鼻呼吸+腹式呼吸

口呼吸は、口の中を乾燥させます。唾液には、殺菌・消毒・洗浄などの作用がるので、口呼吸で唾液が減少すると感染症にかかりやすくなったり、風が長引いたりするので、鼻で呼吸することを意識しましょう。
また、腹式呼吸で横隔膜を動かすと、他の内臓への刺激になるので、お腹の動きを意識しながら、深呼吸してみて下さい。特に、吐き切ることが大事です。

よく笑う

笑うと副交感神経が優位に働きます。
また、ガン細胞やウィルスを攻撃するナチュラルキラー細胞が活性化します。
作り笑いでも同じ効果が得られるんだとか。

身体を冷やさない

体温が1℃下がると免疫力が30%以上低下します。
体温が35度台の方は、冷たい物を摂らないようにしたり、服装に注意しましょう。

ホルモンバランスを整える

ホルモンバランスが乱れると、卵胞がしっかり育つ前に排卵してしまったり、逆に排卵が遅れて熟しすぎてしまうことがあります。
睡眠不足やストレスによって、脳が正常に働かなくなり、適切な指令が送れなくなっていることが考えられます。
ホルモンバランスの乱れは、脳が疲れていたり、自律神経が乱れていることが原因です。
脳をリラックスさせたり、自律神経を整えるセルフケアをご紹介します。

ストレッチ

準備体操でよくやる伸脚は、内ももが伸ばされるので、妊活の女性に良い肝経という経路が刺激されます。
特に、深く伸脚を行うと、伸ばされている感じがつかみやすいです。
※経路とは、身体の中のエネルギーの通り道です。

竹踏み

毎日5分くらい、テレビを見ながらでも良いので、ちょっとした時間の合間にやってみましょう。
足の裏は心臓から離れていて、血行が悪くなりやすいので、刺激することで血流の改善にもつながります。

コレステロールを摂る

性ホルモンと抗ストレスホルモンはコレステロールからできています。
私たちの身体は、抗ストレスホルモンが優先的に作られるようになっているので、コレステロールが不足すると、性ホルモンが減少します。性ホルモンのバランスを整えるためには、コレステロールをしっかり摂りましょう。
卵やレバーに多く含まれています。

大豆製品を食べる

大豆に含まれる大豆イソフラボンは、エストロゲンと同じような機能を持つため、女性ホルモンのサポート効果が期待されています。
逆に摂りすぎると、ホルモンバランスが乱れてしまうので、サプリメントで摂取している方はご注意ください。
大豆イソフラボンの1日あたりの摂取量は70~75mgです。
納豆であれば2パック、豆腐であれば約300g、豆乳であれば200mlのパック2つ分です。

環境ホルモンをなるべく摂らないようにする

環境ホルモンは、私たちの身の回りに存在し、気付かぬうちに摂りこんでいます。
体内で生体ホルモンのような働きをして、本来のホルモンの働きを錯乱させたり、邪魔をしたりするので、なるべく摂らないように心がけることが大切です。
環境ホルモンを摂らないようにするためには、次のことに注意しましょう。

・食品添加物の多い食べ物を摂りすぎないようにする。
・食べ物をプラスチックの容器に入れたり、ラップで包んだりすることを極力避ける。
・農薬を大量に使って栽培した野菜や果物を避ける。
・浄水器等を利用して、なるべくきれいな水を飲む。水道水の場合には、10分以上沸騰させてから。
・こまめに換気して、建材や壁紙などから出る化学物質を家の中から減らす。
・家や庭で殺虫剤、除草剤、防虫剤などをむやみに使わない。
・服や寝具など、肌に触れる物はできるだけ天然素材のものを選ぶ。
・ダイオキシンの発生源となる塩素系のプラスチック製品は、使わずゴミとして出さない。

たくさんのセルフケアをお伝えしましたが、大切のは継続して取り組むことです。
続けてできることから始めてみましょう!!

もしも、卵子の質について、お困りでしたら、埼玉県上尾市のコンディショニングサロンkamikaにご相談下さいませ。