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不妊治療のステップアップのタイミング

不妊治療の流れとしては、一般的に、タイミング法→人工授精→体外受精または顕微授精、という流れでステップアップしていきます。

どのタイミングでステップアップするかについては、特に決まりはありませんし、お身体の状態、年齢、ご本人の希望によっても変わってきますが、目安を知っておくと、今後の計画が立てやすくなるかもしれませんね。

検査で原因が見つからなかった場合

一般的なステップ

不妊治療専門のクリニックへ行くと、まずはじめに一通りの不妊検査を受けることになります。
女性も男性も妊娠の妨げになるような原因が見つからなかった場合、もしくは、原因があったとしても、自然妊娠の可能性がある場合には、以下のようなステップで進んでいきます。

ステップ①自然排卵によるタイミング法
ステップ②排卵誘発剤を用いたタイミング法
ステップ③人工授精
ステップ④体外受精(顕微授精を含む)

期間としては、ステップ①から④まで、3~6周期行って、妊娠に至らなければ次のステップに進む場合が多いです。
もっと早く進みたい、などの希望があれば、しっかりクリニックへ伝えましょう。

自分たちのプランを立てよう

「とりあえず取り組んでみて、妊娠に至らなければその時考える」という方も多いかと思いますが、ステップごとにどのくらいの期間で行うか、あらかじめお二人で話し合っておくことも大切です。

なぜなら、長期間使用すると副作用が起こる薬もあるからです。
たとえば、排卵誘発剤のクロミッドは、長期間(6ヶ月以上)使用すると、子宮内膜が薄くなる、頸管粘液が減る、などの副作用があります。
排卵誘発剤は人工授精、体外受精では欠かせないものですが、タイミング法の段階から使用する場合には、それだけ使用期間が長期化することになります。
自力で排卵できるならば、タイミング法の間はクロミッドを使用しないとか、薬を使用してのタイミング法は3周期にして人工授精に備える、などをご自分で考えてみるのも良いかと思います。

このように、あらかじめ、どのステップにどのくらいの期間をかけるのかを考えておくと、体への負担も減らすことができますし、その後の取り組みも明確になるかと思います。

人工授精から体外受精へ

人工授精から体外受精へのステップアップは、人工授精の妊娠率を参考に考えられると良いかと思います。
人工授精で妊娠する確率は、2回目までに64%、3回目で80%、4回目で90%と言われています。
回数を重ねるごとに累計の妊娠率は上昇していきますが、5回目あたりから横ばいにかわっていくため、病院からも「4~6回が目安」と伝えられることが多いようです。

しかしながら、上のグラフの年齢別の人工授精試行回数による累計妊娠率を見てみると、40~42歳では3回目以降はほぼ横ばいということがわかります。
40歳以上では人工授精を行ったとしても、妊娠、出産に至る確率は低く、回数を重ねたとしても妊娠率は上がらないため、人工授精のステップを踏まずに体外受精進むか、多くても3回くらいを目安と考えている病院も多いようです。

ただ、体外受精をしたから必ずしも妊娠するというものでもありませんし、そうかといって、人工授精の妊娠率が低いから自然妊娠もできないというわけでもありません。

年齢、お身体の状態を見ながら、お互いの気持ちを整理して、どのような過程でステップアップしていくかは、ご夫婦でしっかり話されると良いでしょう。

http://www.takahashi-lady.com/result/%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E6%8E%88%E7%B2%BE%E3%81%AE%E6%88%90%E7%B8%BE/

検査で原因が判明した場合

原因によっては体外受精を勧められることも…

抗精子抗体、フーナーテスト、子宮卵管造影、精液検査などで、妊娠の妨げになる要因が見つかった場合には、早い段階で体外受精や顕微授精を勧められることが多いかと思います。
子宮筋腫や子宮内膜症などをお持ちの方も、お身体の状態によっては体外受精を勧められることがあるでしょう。
しかしながら、これらの原因が見つかった場合でも、それぞれ、お身体の状態によって、体外受精の必要性は変わってきますので、主治医の先生にご相談いただくのがよろしいかと思います。

体外受精は最終手段?

何らかの原因が見つかり、「自然妊娠は難しい」と言われてしまうと、体外受精しか方法が残されていないような気になってしまいますよね。
私自身も「自然妊娠は難しいかもしれない」と言われ、「体外受精じゃないと妊娠できないんだ」と思い込んでいました。
けれども、体外受精で子供を授かり、出産し、妊活を意識しなくなった頃に自然妊娠しました。
私に限らず、体外受精でなかなか妊娠に至らなかった方が、自然妊娠するケースは少なくありません。
ですから、体外受精が最終手段とは限りません。
取り組み次第では原因となっている症状が改善する可能性もありますので、あきらめずに、しっかり身体を整えていきましょう。

体外受精は『出会い』→『受精』→『分割』→『着床』→『成長』のうちの『出会い』の場を提供してるだけにすぎません。
受精から成長までは精子と卵子のエネルギーが必要になるのです。
タイミング法であっても、人工授精であっても、体外受精であっても、最終的に必要なのは卵子や精子の持つ力です。
どんなに医療が進歩したとしても、元気な卵子や精子を育てるためには、自分自身の取り組みが大切です。
ご自身でできることを継続して行いながら、どの治療法をどれくらいの期間で行うのか、お二人で見つめ直してみて下さい!!

もしも、妊活に関する不安や女性特有のお悩みをお持ちでしたら、埼玉県上尾市のコンディショニングサロンkamikaにご相談下さいませ!